HOMEドライアイ

ドライアイdryeye

ドライアイとは

ドライアイとは

ドライアイとは、涙の分泌が少なくなったり、安定しなくなったりすることで、角膜が乾燥して「目が乾く」「目が重い」「目が疲れる」などの不快な症状が現れる病気です。
角膜が乾燥すると目の表面が傷つきやすい状態になりますが、症状が強かったり、長引いたりするようであれば、目の表面が傷ついている可能性があります。
傷口から細菌が侵入して目全体が感染したり、傷が深くなって視力が低下したりする危険性がありますので、症状をお感じになったらすぐに当院までご相談ください。

ドライアイの原因

コンタクトレンズの使用

コンタクトレンズを使用している方は、そうでない方と比べて目が乾燥しやすい状態にあります。

長時間のパソコンの使用

パソコンを長時間使用していると、瞬きの回数が減少するなどして、目が乾燥しやすい状態になります。

長時間のエアコンの使用

空調の効いた職場で一日中過ごすなど、長時間エアコンにさらされていると目が乾燥しやすい状態になります。

屈折矯正手術

屈折矯正手術を受けた時、合併症として一時的にドライアイが起こることがあります。ほとんど場合、時間の経過とともに改善されていきますが、稀に長期間改善されないこともあります。

夜更かし

夜更かしをすると、目の乾燥を防止するために常に分泌されている涙の量が少なくなって、ドライアイになることがあります。

旅行や出張などで長時間航空機に乗ることが多い

航空機の室内は乾燥していることが多いため、旅行や出張などで長時間航空機に乗ることが多い方はドライアイに注意する必要があります。

花粉症

ドライアイと花粉症には似た症状があり、これらの病気が合併している場合があります。

長時間の運転

長時間車を運転していると、瞬きの回数が減少するなどして、目が乾燥しやすい状態になります。

加齢

加齢とともに涙腺の分泌機能が低下して、ドライアイになることがあります。

ドライアイの症状

  • 目が疲れる
  • 目が乾く
  • 目が充血する
  • 目が重い
  • 目が腫れぼったい
  • 目がごろごろする
  • 目がかゆい
  • 目が痛い
  • 目がかすむ
  • 目やにが出る
  • 光が眩しい

ドライアイから目を守るために

長時間連続でパソコンを使用しない

長時間連続でパソコンを使用しない

長時間パソコンを使用する時には、小まめに休憩するようにしましょう。
また、パソコンのディスプレイは目より下に置いて、なるべく上の方を見ないようにしましょう。

意識的に瞬きする

長時間のパソコンの使用など、瞬きの回数が少なくなる作業をしている時などは、意識的に瞬きをして目の乾燥を防ぐようにしましょう。

エアコンの風に直接当たらない

エアコンの風に直接当たらない、空調が効いている室内では加湿を心がけるなどして、目の乾燥を防ぐようにしましょう。

コンタクトレンズの用法を守る

コンタクトレンズの用法を守る

コンタクトレンズを使用している方は、正しい用法を守って目を乾燥から守るようにしましょう。

目薬をさす

目を乾燥から守るために、定期的に目薬をさすようにしましょう。

ドライアイの治療

点眼治療

涙と同じ成分の点眼剤や、涙の粘性成分の分泌を促進する点眼剤などを処方して、目を乾燥から守り、ドライアイの症状を改善させます。

涙点プラグ

点眼治療では症状が改善されない時などに、涙点プラグを挿入し、涙点から涙が流れ出ないようにして目の乾燥を防ぐ方法です。
涙点プラグが必要な方につきましては、連携する総合病院など適切な医療機関を紹介させて頂きます。